チェーサムハッキョに木暮(こぐれ)さんがやって来た♪

みんながすてきな笑顔の写真♪当校前庭で撮影しました。
 
後列中央にいる男性は木暮雅寿(こぐれまさとし)さん。
いっしょに写っている児童たちは、
毎朝東武東上線の中板橋駅を利用して登校する子供たちです。
木暮さんは病気により失明した視覚障害者で、
職業訓練所に行くため中板橋駅を利用しています。
駅を利用しているうちに木暮さんは、
中板橋駅で自分に挨拶をしてくる子供たちがいることに気づきました。
今まで目の見えない木暮さんに声をかけてくる人はいなかったのに
朝ごとの元気なあいさつに驚きと喜びを感じたそうです。
子供たちとは次第に短い言葉も交わすようになり、
時にスーツを着込んだ木暮さんに「お、今日はいつもと違うね。かっこいい」と
声をかけてくる子供もいたそう。
木暮さんは目が見えなくなって不便、不自由を感じながらも
視力を失ったからこそ見えてくる人の心について考えてきたそうです。
世の中には挨拶どころか他人に関心が無く、
時には障害者にあからさまに邪険な態度をぶつけてくる人もいる。
それなのに分け隔てなく接してきて挨拶をしてくるこの児童たちはどこの子たちなのか?
彼らがお互いの会話の中でウリマルを使うことに気付いた木暮さんは
ニュースや報道で耳にしたことのある民族学校のことを思い出し、
この子供たちが過ごしている朝鮮学校に訪ねてみようと思い立ったそうです。
木暮さんはこの度職業訓練を終えられ、就職が決まったそうで、
これからは電車の時間が変わり、子供たちとも会えなくなると思い
わざわざ訪ねてくださったのです。
3月6日にヘルパーの方と来校した木暮さんは
子供たちの優しい行為への感謝の気持ちと言って
学校への寄付金と子供たちへのプレゼント(文房具)を持ってきてくださいました。
 
児童たちの行為はもちろん特別に立派なことではありません。
挨拶をする。困っている人に寄り添い、できることがあれば手伝う。
これらは普段の学校生活、家庭で普通に教えられていることでしょう。
でもそれをきちんと受け止め、
大人のいない状況でもそのようにふるまえた児童たちに成長を感じます。
そしてその姿を見つけてくれた木暮さんの温かい心の目にも
深く感謝したいです。
木暮さんは「ニュースで朝鮮学校に対する偏見や差別を耳にするが、
わたしにとっては中板橋で出会った子供たちと、
彼らを育てた保護者の方や学校の方が全てです。
これから学校の行事にも声をかけていただければ
ぜひ参加して、子供たちの保護者の方々にもお会いしたいです」
と話されていました。
わたし達に嬉しい出会いと勇気をくれた木暮さん、ありがとうございます!
またぜひハッキョに遊びに来てくださいね!
  
 

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